長野県富士見町で行われた2012年全日本選手権大会に出場してきた。快晴の中ドライコンディションでレースは行われた。結果は2位。ホワイトジャージに手は届かなかったが、1年に1回の全日本選手権で自分の力を余すことなく100%発揮できた事に喜びを感じている。優勝は弟の幸平。先週に引き続き兄弟でワンツーできたのは自分たち家族にとってとてもハッピーな結果となった。
日本での2戦目となった全日本選手権。去年から連戦するリズムは出来上がっているので今回のレースに向けて万全の準備をして臨む事ができた。毎年7月に行われる全日本に比べ今年は気温が低く、自分の力を発揮しやすいレースコンディションとなった。コースは各セクションがリニューアルされ、とても新鮮な気持ちでコースを走る事ができた。レース当日晴れ。取材対応などがあるためいつもより早めに会場入りしてアップを開始した。今回のスタート招集はワールドカップ方式を採用しスタート直前まで身体を動かすことができた。今回は7周回という事で持久戦になる事が予想された。自分が勝つためのベストなイメージを持ちながらスタートラインに立った。スタートは10番前後ではあったが、ほぼ想定の範囲内だったので息を整えながらはじめのループを走っていった。7周回で力を出し切る走りに徹し、1周目はイメージ通りに走る事ができた。1周目が終了するころには4位に上がり、目の前ではレース前にイメージした通りの光景が広がっていた。