一年に一回の2012MTB全日本選手権大会が終了しました。
結果は2位でした。
自分の力を出し切れた、そしてこれまでの経験をフルに発揮できたレースでした。
最強の山本兄弟を証明できた一日になりました。
完璧なサポート、最強の応援本当にありがとうございました!
-- by iPhone --
2012年6月 3日
2012年6月 2日
2012年5月31日
自分は今年でキャノンデールに所属して9年目になる。
21歳の時からだから20代のほとんどをキャノンデールとともに過ごしてきた。
まず自分の中の根底にキャノンデールが1番好きというのがあるから、このブランドにこだわって走り続けてきた。
なんといっても、この独創性がいいじゃない。
他にはないバイク作り。
このキャノンデールというブランドは好きな人は好き、嫌いな人は嫌い。と2つに分かれる特性がある。
面白いね。
さて、キャノンデールは会社で働いている社員達もそれぞれのスタイルでバイクを楽しんでいる。
もちろんみんなキャノンデールのバイクに乗ってね。
これは、グローバルキャノンデールの人達も一緒でとにかく乗っているんだよね。
この前の八幡浜には社長が松山からロードに乗って会場まで来たのには驚いた。
そして、食事の時に『今やっているトレーニングメニューはこれなんだ』とiPhoneに入ったトレーニングメニューを見せられた時には驚いたね。
こういう人たちがいる会社だからどんどんキャノンデールが好きになっていくのかもしれない。
八幡浜には社員13人がバスを貸し切って応援に来てくれたんだけど、この張り紙を見た時はさずがに笑ったね。
アツいでしょ(笑)
あと応援もアツかった。
みんな同じCOGジャージ着て、キャノンデールのバルーンスティック持って『カズ~~~#$&%&#$#%$#!!!!』てね(笑)
photo by EGUCHI
さぁ、今週末は2012年MTB全日本選手権大会だ。
たくさんの応援お待ちしています!
キャノンデールでは八幡浜に続き、応援用のバルーンスティックをブースにて配布します!
みなさんブースに遊びに来てくださいね!!!!!
photo by NOBRAND
2012年5月29日
一般の方には馴染みのない言葉かもしれない『MTB』
詳しくは『MounTain Bike』。
山を走る自転車という意味だけど、山を走れるという事はどこでも走れるという事で、オンロード、オフロード問わずどこでもどこまでも走る事ができる。
タイヤをツルツルのスリックタイヤに変えれば、100kmも簡単に走る事ができる。
簡単に。っていってもそれは自分の身体(エンジン)次第だけど。
そして、タイヤをブロックタイヤに変えれば山の中のどんな道だって走れる。
非日常を感じる山を自分の体力を使って突き進む素晴らしさは格別だ。
マウンテンバイクを楽しみにはいろんな要素を高めていくことで楽しみは無限大に広がっていく。
まずは①長い距離を走れる体力。これは一番のベースになる。これはロードバイクやクロスバイクでも十分に身に付ける事ができる。
次は、②バイクを操るテクニックだ。これは、実際にオフロードを走ったり、テクニカルなセクションの反復で鍛えていくしかない。テクニックにはシフトチェンジの技術も含まれる。その時、その場所に合ったシフトを選択できる能力。今は日本国内でもインストラクターの数は年々増えているから、インストラクターの指導を受けるのが良いと思う。
③パワー。マウンテンバイクは自転車の中でも重たい自転車に分類される。そのため、長時間走らせようと思うと、自然とパワーが必要となってくる。そして、山の中は落ち葉のフカフカしたような場所があり、そこは想像以上に負荷がかかるもの。パワーが付いてきてどこでも走れるようになってくると気持ちが良い。
④しなやかな身体の使い方。これも絶対的に必要。カチカチの身体ではオフロードを走る事は難しくなってくる。筋肉もそうだけど、野生動物のような自然に動く身体が求められる。
ズラズラと長く書くと難しく感じてしまうけど、これは継続して乗る事で自然と身に付き、成長を継続的に実感できるスポーツがMTBの良い所なのだ。
ロードバイクの10kmはすぐだけど、MTBの10kmは刺激がたくさんで楽しい。
もっとMTBを広めたいね。
自分の身体の総合力を高めれば高めるほど楽しみが増えていくのがMTB。
ほら乗ってみたくなったでしょ?
少しでもMTB乗りを増やしたいと感じた今日一日でした。
MTBに関する質問は何でも受け入れ可能です。
お待ちしています。
レースが終わり、今日は片づけ、リカバリー走、マッサージとあっという間に1日が終わりました。
もう少し休養が必要です。(笑)
昨日のレース画像が続々届いています。
本当に皆さんありがとうございます。
日本に帰ってくるとたくさん写真を頂けるのでうれしいです。
レースレポートを書きました。
【Jシリーズ第2戦 八幡浜】
あと、少し時間があったので4年前の北京オリンピックを観戦した直後の自分の日記を読み返してみました。
あっという間の4年間でした。
【2008年8月24日日記 Beijing2008】
2012年5月27日
2012年5月26日
2012年5月24日
昨日ロンドンオリンピックの出場国、参加人数の発表があった。
詳しくはUCIのページに詳しく載っている。
日本は17位。
参加人数は1人となった。
これにより弟の幸平がロンドンオリンピックに出場する。
アジアチャンピオン、日本チャンピオン、Team Specializedの幸平がロンドンでベストな走りをしてくれるだろう。
4年前とは全く違う幸平。
やってくれるだろう。
【UCI発表ページ】
去年の2月からはじまったUCIポイントを獲得するための遠征も先週のワールドカップで終了し、あっという間の1年半だった。
オリンピック出場に向かって全力で走ってきた1年半。
今はスッキリとした気持ちでいっぱいだ。
この1年半の中で今まで考えもしなかった経験ができたし、自分自身の成長を実感できた1年半だった。
本当にあっという間だった。
次のオリンピックに関しては今は考えていない。
これまでのような遠征はこれが最後だろう。
悔いのない1年半だった。
たくさんの方に支えられ、自分の一番やりたい事にチャレンジできた事に感謝したいと思う。
さて、これまで遠征をしてきて感じた事がある。
それは今のXC競技は年々変化を繰り返しているという事。
コース、バイクの変化の中で、より魅せる競技へと変わってきているように感じる。
RedBullのLIVE放送も大きく関係していると思う。
これまでは体力が一番重視される事が多かったけど、今はそれにバイクをあやつるテクニックが備わっていないとコースを回ってくる事さえ難しくなっている。
もちろん、ベースとなる体力は大切。でも、それに圧倒的なバイクコントロールの上手さが必要になってきている。
ここに付けくわえるとしたら、あとはパワー。
この3点のバランスを大きくする事がこれからの日本MTB界には絶対必要になってくる事だと思う。
トライアル競技からの転向、DHからの転向、BMXからの転向などあり得る話だと思う。
オリンピックの枠に関してだけど、次のリオデジャネイロオリンピックには日本から2人の選手が出場できると思っている。
これは3年計画でしっかりとした体制で活動すれば可能な事だと今回感じた。
自分はまだワールドカップでUCIポイント圏内に入る事は出来なかったけど、自分でもう少しの所だという物差しにはなったと思う。
そして、幸平で安定して20位台、30位台という所まで来ている。
もし仮にワールドカップでこれまで以上にUCIポイントを積み上げる事ができれば、オリンピック枠2枠は現実味が出てくるし、他のUCIレースも戦略的に出場していけばもっと稼げると感じた。
実際、どうだろうか?
ここ2,3年の間に日本人の世界に対するMTBという存在が身近になったように感じていないだろうか?
この感覚が大切なんだよね。
次のオリンピックは日本に2枠が来ると強く感じている。
その過程で、出場するオリンピックから戦えるオリンピックに変わり、メダル獲得も夢ではないと感じている。
今回感じた事がもう1つあった。
世界チャンピオンも、ワールドカップに出場している選手も皆同じ人間という事。
本当に同じ人間なんだよね。
手足の長さ、顔の違いはあるけど、同じ地球に生きる人間で、1日1日の過ごし方の違いが差になっていると感じた。
次のオリンピックの事が今から楽しみだ。
そして、こんな夢のあるスポーツが大好きだ。
今週末は八幡浜でオリンピック選考会がある。
すでに出場する選手は決まっているけど、もし2枠あったとしたら自分が出場していたという事を証明したいと強く思っている。
それで、これまでの1年半が完結すると思っている。
いつも通り全力で自分らしい走りをする。
今はそのことしか頭にない。
長い間ネット環境の弱い場所にいたので、なかなか動画の映像を見る事ができませんでしたが、今日やっとワールドカップの映像を見る事ができました。
コースはすべて知っているので、このように走るから速いのね。
と、自分の引き出しにない走りを見る事ができて、良いイメージを掴む事ができた今日でありました。
この映像を見たことのない方は是非見てみてください!
これがワールドカップのコース、走りです!