今回TRIGGER27.5に乗りながら様々なことを試し、チャレンジしてきました。
それで、よかったこと、悪かったこと両方ありました。
自分が乗って感じた違和感や、これは良くないな、と思うことをご紹介していきたいと思います。
前方の障害物との衝突を避ける目的と、LEFTYとの視覚的バランスを取るためにメーターをステムの右側に位置するように取り付けてしばらく乗ってみました。
河川敷や、平坦路を普通にサイクリングしているときは全く気にならないのですが、トレイルやアップダウンの激しいカラダ全体を動かすような場所では「ヒザ」がメーターに当たりそうな感覚があってとても違和感がありました。
結局ロードなどと同じ位置に取り付けることで落ち着きました。
こっちの方がメーター画面も見やすかったです。
②ハンドル幅の変更について
自分はXC選手として長年走ってきていたのでハンドル幅は600mm前後のものがシックリくる感覚がありました。
今回のTRIGGER27.5に元々付いていたハンドルの長さは740mm。
自分の感覚としてはかなり腕を開くかたちになり、乗るたびに「これを短くしたらどうだろう〜?」と感じていました。
そうして、XC選手時代に使っていたハンドルをそのままの長さで取り付け乗ってみたのです。
まっすぐ走っているときは「これこれ!」と思っていましたが、コーナーの続く場所を走った時に「あっ!うまく曲がれない!」と思いました。
ストロークの長いサスペンションが付いていることでハンドル位置が高いことと、そのために重心が後ろに取り残される影響で曲がれなかったと思われます。
要は、バイク全体の「押さえ込み」が不十分な状態になってしまいました。
そのためすぐに600mmハンドルを取り外し、元の740mmハンドルに戻しました。
この時の600mmの感覚があまりに悪かったので写真を撮るのも忘れてしまいました・・・(笑)
③バーエンドの取り付けについて
今回、このバイクに乗るキッカケが『BIG ENDURO』を走る目的で乗り出したので160kmを走れる乗車ポジションを求めてポジション作りをしていきました。
そこで乗車ポジションを増やせるバーエンドの装着を考えました。
付けた感じがこんな感じです。
全く違和感がないと思います。
普通に乗った感じもかなり好感触でした。
が、しかし。
このままトレイルにいった時のことです。
今までよりもハンドル幅が広いこともあって、バーエンドが枝や木、障害物にひっかかることが多くて、危険を感じてしまい山の中で取り外すことを決意しました。
ハンドル幅の狭いXCモデルのハンドルなら何も問題ないのですが、ハンドル幅が広いと障害物に当たり転倒・・・ってことも考えられてしまったので取り外しました。
ただ、このバイクで林道メインの乗り方をするときは「マストアイテム」になると感じました。
④リモートシートのサドル高について
ハンドルのリモートレバーで乗車したままサドル高を変えられるアイテム。
非常に便利でした。
ただ、乗り方としてこれはやらない方がいいな。と感じたことがありました。
それは『下り=サドル下げっぱなし』は余計に疲れました。
急な下り道では腰を後ろに引きたいので有効でしたが、それ以外の緩斜面の下りや、ペダルの上に立ちニュートラルな姿勢をとっている時にサドルが低い位置にあると逆にバランスをとるのが難しかったです。(疲れました)
理由は、下りの時はペダルの上などに立って下りますが想像以上に太ももの内側をサドルに当ててコントロールしていることに気がついたからです。
これが、サドルが低い位置にあるとできないのです。
そのため、急な下り坂以外は上りなどで1番力の入るサドルの高い位置に設定して乗っていました。
以上4点が気になったことです。
乗って試してみないと分からないことがある。ということを実感する良い機会になりました。
参考にして頂けると幸いです。