J Pro Tour#14IWAKI Criterium

2013年10月 7日


10月5日6日の2日間にわたって行われた「いわきクリテリウム」に参戦してきた。1日目は予選が行われ2組目出走12位で予選通過。2日目は決勝が行われ13位でゴールとなった。勝ちに対する強い気持ちがもっと必要だと感じたレース後だった。


1日目予選日。心配された天候も自分たちの予選の行われる午後には雨もあがり路面の乾いた状態で予選が行われた。予選は1組40名前後の中から15名が予選通過できるルール。最後の着順が決め手になるので予選中の危険回避に気を使いながら最終周の位置取りを意識しながらスタートしていった。集団内は予選独特の緊張感に包まれていたが自分の位置を思うようにコントロールすることができた。最終周の最終コーナー手前の混雑をうまくかわし良い流れにのったままゴールに向かう事ができた。集団は中切れしていたので自分の順位を確認しながらゴール。足を使うことなく予選通過する事ができた。


2日目決勝日。チームからは前日の予選を通過したのは遠藤選手と自分の2名。その他は午前中に行われる敗者復活戦に臨むため一緒に会場入り。チーム全員での決勝進出を祈りながらレース観戦。結果チームからは1人も決勝にコマを進める事ができなかった。

決勝は遠藤選手と自分の2名。チームで動く事は非常に厳しいのでチャンスを見つけて各個人で最終局面までいくこととなった。お互いにレースの展開予想をしながらローラーでアップを進めていった。クリテリウムは高心拍領域をキープしながら走るので自分の身体特徴を活かせるレースだと自信をもって臨むことができた。レースは周回コース35周回計55kmで行われた。レース序盤は活発的なアタック合戦が予想されたがチームUKYOが8人全員を揃えている影響でアタック合戦は沈静化。決定的なアタックが決まることなくチームUKYOの先頭固定がはじまった。淡々と進む集団。このままスプリント勝負になっては自分に勝ち目はないのでどうしても集団を活性化してバラバラにしたい。集団が落ち着いた瞬間をみて1人でアタックを敢行。テクニカルなコーナーを含むコースをつかって抜け出すも1人では厳しく1周で吸収。その後も単発的なアタックがかかるがチームUKYOの壁が分厚く崩れる事がなかった。自分は終始集団内の中ほどでアタックのチャンスを狙うがスキがなくどうしても積極的になれない。歯がゆい時間が続く。UKYO以外のシマノ、ブリツェッン、マトリックスはメンバーで固め良い位置をキープする。自分は単品で割り込むしかなかったのでコーナーを使って前輪をねじり込んでいった。終盤チームUKYOの壁は崩壊し各チームが前に出るようになってから集団のペースアップが始まった。集団ゴールへの準備を進めながら位置取り合戦が激しくなってきた。ラスト2周。自分は集団の中盤で最後の爆発の時を待ちながら身体のリラックスを心がける。練習の時と同じ心理状態。落ち着いて最後の直線までいくことができた。最後の爆発の時。全力でペダルに力を込めるが集団に埋もれてしまった。今の最大は出せた。しかし、力が足りない。13位でゴール。


Jプロツアー内での自分の持ち味が理解できてきた今。よりレースを楽しめてきている。レースに対して全力をぶつけていくことで見える今よりちょっと上の世界を見る事ができた。ただ足りていない部分もはっきりと見る事ができた。勝ちに対する汚いくらいの気持ち。あと2戦。全力でぶつかっていきたいと思う。引き続き応援よろしくお願いします。


Jプロツアー#14 大会リザルト



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