先日までタイ合宿に行っていた。
タイはコーヒーの産地が点在していて、かなりうまいコーヒーを飲む事ができる。
『ドイチャンコーヒー』や『ドイトゥンコーヒー』などがある。
今度シマノの土井ちゃんを連れてきてツアーでもやろうか。
なんて冗談話が聞こえてきそうだ。
ある日、滞在していたNarsonResortのオーナー中川さんが『コーヒーの生豆を煎りますか?』と言いだした。
コーヒー好きの自分は『いいですね。それ。』と返事をした。
すると数日後、中川さんが豆を買ってきてくれた。
『奥さんへのお土産で持っていけ。KAZUのじゃないぞ。。』と渡してくれた。
女性には優しいのね。
その後帰国し、なかなか豆を煎る時間がなく帰国1週間が経ってしまった。
そんな今日。
やっとお豆と向き合う日がやってきた。
お豆に火を入れ出したのが18時前。
約30分後。
なんとなくお豆のビターな香りがしてきた。
でも、この時間は夕食を作る時間。
横ではニンニクをみじん切りにする作業が進んでいて、ニンニクの香りの方が強かった。。
さらに1時間。
お豆からはかなりの煙が。
換気扇は『強』にして、家の窓は全開。
笑うしかないくらいに家の中が煙だらけになった。
でももっと黒くしたい。
一度夕食タイムを挟むハーフタイムをとった。
さらに30分。
なかなか良い黒光になってきた。
この艶が好きだ。
でももっと黒くしたくて、火を強火にしてさらに15分やって好みの黒さに仕上がった。
ん~美しい♪
ここで、Google検索するとお豆の薄皮は取った方が良い。と書いてあってお豆をザルにいれてゴシゴシ30分くらいやってやった。
その後はドライヤ―で風を送りながら薄皮飛ばしの作業。
キッチンは薄皮だらけ。
もちろん奥さんには見せていない。
思っていたより時間はかかったが、お豆が黒くなる過程を知ることができたのと、自分はコーヒーが本当に好きなのだという事がわかった。
今日のところはお豆を冷やして明日朝ゆっくりと頂くことにしよう。
中川さんへ:いただきました。このお豆はカフェインが強いのを感じました。酸味はほとんど感じなかったです。少し焦げ臭さを感じましたが、おいしく頂く事ができました。残りのお豆を楽しみたいと思います。