土曜日・日曜日の2日間福島県猪苗代で開催された『ジンギスカップ』に参加してきました。

photo by Shojiro Nakabayashi

この2日間は天気も良く気温は低かったものの走る分には最適な温度でとても気持ち良く走る事ができました。
そして、コースはこのままワールドカップもOK？でも言いすぎではないくらいに作りこまれていて、『見た目は難しいんだけど、基本に忠実に走ると安全』と絶妙な造りのコースになっていました。
1周6kmのコースは各所に人工セクションがあり、走り応えは十分。
それぞれのセクションには名前がつけられていて、WCチェコにみたいな感じでした。
コースを走ると『MTB大好き人間』が作ったんだなぁ～というのを感じる事ができました。
10月いっぱいはOPENしているみたいなので、走ったことのない方は1度行ってみる事を強く！おススメします。

さて、イベントの方は土曜日にはツーリング＆スクールに参加してきました。
ツーリングは約20kmのコースを各々のペースで走り、絶景ポイントで記念撮影、そこでプチTKチャレンジ？栗拾い？をやったり、お昼御飯は地元の食堂でお腹いっぱいになるまでご飯を頂きました。

参加された方の中には被災地の近くに住んでいる方もいて、貴重な話を聞く事ができました。
ゆっくり＆まったりなツーリングをしながら秋の猪苗代を堪能することができました。

午後からは翌日使うコースを使ってのスクールを開催。
竹谷賢二さんとタッグを組んで、竹谷さんに説明をしていただきながら自分が実際にコースを走ってみるという流れで2時間。
その後レベルに応じて1時間コース攻略をしていきました。
はじめは『こわい～～。』などの声が聞こえたセクションも無事に皆さんクリアできるようになり、とても飲み込みの早い！参加者の方々でした。
スクールの一部は復興のための募金に役立てられるとの事で、とても良いイベントだと感じました。

日曜日はXCコースを使ってのXCレースが開催されました。
とても多くの参加者の方々が集まり会場は朝から活気を感じる事ができました。
ビギナー、スポーツ、エキスパート、キッズとそれぞれのレベルに合わせたコース設定は、豊富なコースセクションがある故にできるジンギスカップならではの配慮だと感じました。
それぞれで伴走を走り、エキスパートクラスでは竹谷さんと一緒になってコースを堪能することができました。
キッズレースはキッズ達の熱い走りに感動することができました。
それぞれにドラマがあり、パパ＆ママの応援にも熱が入っていました。

コース脇ではジンギスカップ名物『ジンギスカン』の良い香りが漂い独特な雰囲気を作り出していました。
イベント終盤には参加者の方々と坂を使ったハンデありガチンコ勝負を開催し、物凄く追い込み楽しかったです。

当日のレースが終わると、お楽しみのジンギスカンタイムがあり、ビールで出来上がった（笑）参加者の方と一緒においしいジンギスカンを頂きました。

今回は復興支援を目的にこの『ジンギスカップ』に参加し、多くの方とお話をする中で福島県の現状を知ることができました。
その中でまだまだ厳しい現実があると同時に前向きに取り組んでいるたくさんの方々がいる事を肌で感じる事ができました。
今回会場となった猪苗代は比較的被害の少ない地域でしたが、同じ福島として『はしろうふくしまジンギスカップ』と名を打って開催したこの大会は素晴らしいイベントだと感じる事ができました。
レースのスタート時には『はしろうふくしま　よ～いドン！』とスタートし、参加者全員で共通の思いをもってレーススタートしました。
この大会をまとめ、大会を盛り上げていた代表の森山さんはじめ、コース整備など力を合わせている『友の会』の皆さんにはただただ頭の下がる想いでいっぱいです。
ありがとうございました。

photo by ジンギスカップofficial site

来年は新名所『KAZU男坂』という名のNEWセクションを作ってくれるみたいなので、是非参加したい！いや参加しないといけないと考えています。
これからもずっと続いていくであろう『ジンギスカップ』
今回会った皆さんと再会できる日を楽しみにしています！

photo by Kentaro Sato

おまけ）この大会でもキャノンデール大好き人間に会えた事を嬉しく思います！！！！！！