結果：7位
場所：石川県瀬女高原
開催日時：2010年10月10日
周回数：7周回

バイク： CANNONDALE FLASH Mサイズ
サスペンション： CANNONDALE LEFTY スピードカーボンSL W/DLR
チェーン： KMC X9SL
チェーンオイル： EVERS CARBON CHAIN SPRAY「WET」
サングラス： ADIDAS 「supernova」フレーム　ホワイト
タイヤ： MAXXIS F＆R　「MEDUSA」26×1.8　前後1.9bar
ヘルメット： BELL 「VOLT」
ブレーキ： MAGURA 「marta SL magnesium」
ペダル： CRANKBROTHERS 「EGG BEATER 4ti」
サドル： FI'ZI:K ANTARES　00
ハンドルバー：KCNC
ホイール：CRANKBROTHERS「COBALT」
無線： KENWOOD DEMITOSS20 UBZ-LK20（免許・資格不要モデル）
ボディーメンテナンス： COMPEX 　
インソール CONFORM'ABLE

　２０１０年シーズン最終戦となる石川県瀬女高原大会に出場してきた。会場には大会前日の土曜日入り。天候は雨。毎年の事なので気にせず試走を繰り返した。タイヤは今年初めて使う「MEDUSA」を使用。雨レースでは絶対的に信頼しているタイヤだ。フロントタイヤのセンター部分はカットした仕様を選択した。コースは雨の影響でマッドコンディションになっているが、100％乗車可能で「踏み踏み」のパワーコースである。昨年よりもコースは大幅にカットされ、テクニカルゾーンはほとんどないといって良いコースレイアウトで、平坦基調の路面でどれだけ踏み込めるか、マッドの路面をどう攻略するかがカギとなるコースであった。

　レース当日。宿泊していた小松市内は起床すると晴天。外に出ると汗ばむくらいに暑く、雨予報は外れたか？と思わせるくらいの晴天であった。しかし、会場に向かうにつれ暗くなり、会場に到着した時には車から降りられないくらいの土砂降り状態。

キャノンデールのサポーターとミーティングをしてレース準備を進めていった。スタート時間までは雨が降ったり止んだりのはっきりしない天候。気温が低いので、早めにアップを開始し、徐々に身体を温めていった。

　スタート召集。３番目に呼ばれスタート地点に並んだ。スタート地点は芝生がドロドロ状態になっていてスタートラインに並ぶのにも力を使うほどに超マッドコンディションだった。サポーターと健闘を誓う握手を交わし、スタート２分前。コースの周回数は８周から７周に変更。

　バンッ！レースが始まった。スタートして重い芝生を踏んで前に進んでいった。前に２人の選手が飛びだすもスタート直後のジープロードで先頭をキープして上っていく。頂上付近で弟に抜かれ、そのまま下りを下っていく。ボコボコの根っこ、ドロドロのコースライン。気を抜くと大きな落車につながるので自分をセーブしながら下っていった。その後の平坦路はパワーをかける事とバイクをうまくコントロールする事に集中した。折り返し地点で先頭に追い付き、路面の重いパワーゾーンに突入した。バイクを進める事に集中するもなかなかリズムがとれない状態が続き、後続からの集団に抜かれ、集団後方で１周目をクリア。

　２周目。コースの泥区間は見た目以上に重かった。その状況の中バイクを前にうまく進める事に精神を集中してレースを展開していった。「この状況、何が起こるかわからない。粘り強く走る。」とつぶやく。雨も時折物凄い勢いで降り、その雨が目に入って視界は限られた状態で走り続けた。

　３周目以降もバイクを進める事に集中し、自分のすべてを出す事に尽くした。何も隠さない。すべてを出す。バイクの性能、身体の特性を最大限に生かし、できるすべてをぶつけて走り続けた。

　順位は７位でゴール。過酷なマッドコンディションの中メカニックが様々な工夫をしてくれたおかげでノートラブルでレースを走りきる事ができた。終始、泥詰まりしないバイク特性を感じながらレースを走れた。多くのスポンサーからパワーをもらって走れた事に感謝。結果はしっかり受け止める。

　今回、遠くから応援に来てくれたファンの皆さんには本当に感謝します。ずぶ濡れになりながらの応援、耳に聞こえていました。そして、レース活動を支えてくれるサポーターの皆さん。万全の体制の中悔いなくレースを走りきる事ができました。ＨＰ、C.O.G、Twitter、FACEBOOKで応援してくれた皆さん。力を残すことなく走りきる事ができました。ジャパンシリーズランキングは２位になってしまいましたが、今年の自分がここにいます。長いようで短かった２０１０年ジャパンシリーズでのたくさんの応援本当にありがとうございました。

これからも応援よろしくお願いします。