Jシリーズ XCO#7 富士見レースレポート

2009年9月24日


結果:7位
コース:4200m×7Laps=29.4km

レポート:
 今年3度目の富士見パノラマのレースに参戦してきた。コースは全日本の時と同じ見慣れたコースだった。今回のコースは完全ドライの素晴らしいコース状況の中でレースをすることができた。結果は7位。このあたりの順位が定番化していく自分にもどかしさを感じて悔しさに交じって無力感を感じるレース後となった。

ここまでのトレーニングは順調で、レースまでの1ヶ月間は本当に充実したトレーニングを積むことができた。毎週行う周回練習でもパワーアップしている事をデータ、そして感覚で感じ、日々成長を感じながらの1ヶ月間だった。体調管理も気をつけ、大きく体調を崩すこともなかった。バイクにしても気になる点をチーム一丸となって改善し、今回のレースに臨んだ。表彰台に絡むレースが全くできていない今シーズン、準備できるすべての事を準備し今回のレースに臨んだ。目標は表彰台。

前回の富士見でのレースでは4・5周目にペースの落ち込みがあったので、その点に注意することを心がけスタートラインに立った。スタートは全開でいきTREK勢の好スタートでレースは始まった。TREK勢の後ろぴったりで初めの下りを下りだした。落ち着いていこう。それだけを考え下りをこなしていった。ミスすることなく駐車場まで下っていき、そこからダッシュでポジションアップをしていった。そこからの上りは差を一定に保ったまま頂上まで行き、テクニカルな下りを下るころには先頭集団5人の固まりができていた。このまま中盤まで行きたかったので、とにかくつまらないミスをしないように心がけた。しかし、リフト下の上りになったところで少し集団から離れてしまって、その差が開いたまま1周目が終了した。

2周目。トップから15秒くらいの差を開けたままレースは進んでいった。1周目に上りで離されているので、上りは限界ギリギリで上り、下りで差を詰めるように心がけた。どうしても前を追いかけようとすると身体が力むので深呼吸を繰り返した。

3周目。前のスピードが落ち着いてきたのがわかった。それに合わせて追いつきたい自分の気持ち。しかし、気持ちとは逆に身体がきつくペースを一定に保つことが精いっぱいになっていった。

4周目5周目。ペースの落ち込みに注意しながら走り続ける。前を見れば表彰台が見えていた。このことが一番のモチベーションとなり、ペダルにも力が入った。表彰台まで1分弱が続き、前半と同じように下りは攻めて、上りはプッシュ気味に走り続けた。上り坂でもゆるい場所ではギアを重くし、ダンシングでスピードアップしていった。

6周目から7周目。何度か順位の入れ替えがある中で、自分の身体はタレないがペースアップする余力が・・・。の状態が続いた。最終周は応援が力となり、少しペースアップすることができたが、表彰台圏内までのジャンプアップはできずに、7位でのゴールとなった。

ゴール後は、応援・サポートに見合う結果を出せないもどかしさと、トレーニングに対する迷い、気持ちの焦り、不安が一気に襲ってきて、脱力感が全身を支配した。レースを振り返るのが苦しい今回のレースとなった。


今回もたくさんの応援、完璧なサポートがありゴールすることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました。工夫を忘れず、前向きにやっていきたいと思います。


  


・使用機材
 バイク:SCALPEL Mサイズ
 サスペンション:LEFTY スピードカーボンFOX RLC 
 Rサスペンション:FOX FLOAT RP23
 チェーン:KMC X9SL
 チェーンオイル:EVERS  carbon chain spray「DRY」
 サングラス:adidas 「EVIL EYE」
 シューズ:DIADORA 「PRO TRAIL CARBON」
 タイヤ:MAXXIS  F&R 「MONORAIL」 前後2.0bar
ヘルメット:BELL 「VOLT」
 ブレーキ:MAGURA 「MAGUNESIUM MARTA SL」
 ホイール:MAVIC CROSSMAX SLR
 ペダル:crankbrothers 「CANDY」
 サドル:フィジーク ANTARES
ハンドルバー:BBB FIBERTOP
シートポスト:BBB FIBERSCRAPER  
 無線:KENWOOD DEMITOSS20 UBZ-LK20(免許・資格不要モデル)
 ボディーメンテナンス:COMPEX  


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