全日本が終わり2週間後に行われたシリーズ戦#6HAKUBAに参戦してきた。全日本が終わってからは体の休養、気持ちの休養に時間を費やした。次戦まで時間があることから出し切ることを目標にレースに臨んだ。会場は今年から新たに白馬のスノーハープでのレース開催となった。今回は雨レースだったのだが、コースの設定は「THEクロスカントリー」と言っていいくらいの良いコースだと感じた。アップダウンが程良くあり、下りもチャレンジ精神に火がつくような素晴らしいコース設定になっていた。スタートが近付くにつれドキドキ感が増していった。
スタートは2時。最前列中央からのスタートとなった。スタートの瞬間は良かったのだが、コース入口のラインが悪く、一気に順位を落とす形でレースが始まった。コース内は凄まじい泥・・・・・・。まともに走れるラインが1本しかないため渋滞になりながらレースは進んでいった。体調はあまり筋肉に力が入らない状態で進んでいった。田んぼのような場所ではフロントタイヤのラインにリアタイヤが来るように意識しながら走り続け、視線は広くとって最速ラインを探りながら走っていった。ここまでの泥は自分の競技歴15年の中でもトップレベルの泥で、走っているうちに楽しくなってくるのがわかった。順位は8位前後でレースは進んでいった。表彰台圏内は常に見える範囲でレース前半が終わっていった。レースの中盤、少しづつコースの走り方がわかってきて現状で最高の走りができる場面もあった。しかし、足は力が入らずパワーセクションでは失速しているのがわかった。コース脇では前回引退した竹谷氏がいて、熱のこもった応援を繰り返し続けてくれた。尊敬する者からの応援は胸が熱くなった。コース中、一番斜度のある場所は自転車から降りて押した方が速いためになるべく膝を上げることに意識して走り続けた。上り坂はトルクを一定に保ち、下り、テクニカルセクションはできるだけミスをしないように丁寧に走った。最終周はペダリングの度に足が攣った。
ゴールは7位であった。結果がすべてで今の力がここにあることを受け止めたいと思う。表彰台に乗っていない今シーズン。真面目にコツコツと自分を高めていこうと思う。自分を高めるために新しい事をやっているのだから、それを信じ前向きにチャレンジしていこうと思う。たくさんのサポート、応援本当にありがとうございました。
・使用機材
バイク:SCALPEL Mサイズ
サスペンション:LEFTY スピードカーボンFOX RLC
Rサスペンション:FOX FLOAT RP23 35psi
チェーン:KMC X9SL
チェーンオイル:EVERS carbon chain spray「WET」
サングラス:adidas 「EVIL EYE」
シューズ:DIADORA 「PRO TRAIL CARBON」
タイヤ:MAXXIS F&R 「MEDUSA1.8」 前後2.5bar
ヘルメット:BELL 「VOLT」
ブレーキ:MAGURA 「MARTA SL」
ホイール:MAVIC CROSSMAX SLR
ペダル:crankbrothers 「CANDY」
サドル:フィジーク ANTARES
ハンドルバー:BBB FIBERTOP
シートポスト:BBB FIBERSCRAPER
グリップ:BBB FREEGRIP
無線:KENWOOD DEMITOSS20 UBZ-LK20(免許・資格不要モデル)
ボディーメンテナンス:COMPEX