今日は感動した。

2008年6月18日


ボンジョルノ!

体調が良くなってきました。
ハッピーです。
今日は朝一でコースの試走に行きました。
コースはマッドコンディション。
身体の調子が良くなってきて、マッドコンディションの中でも思い通りに乗れてきました。
本戦が楽しみになってきました。

明日からは天候が回復して気温も30度近くになるという情報が入っています。
それでコースがどのようになっていくのかが、また楽しみです。

試走は午前中で終えて、午後からのチームリレーに備えました。
現時点の日本でこれ以上にないという最高メンバーで望んだチームリレーの応援に行ってきました。
第1走者は小野寺選手。(健)
第2走者はジュニア合田選手。
第3走者は片山選手。
第4走者は幸平。
本当に良いメンバーです。

このチームリレーは、各国各カテゴリー4選手でチームを構成し、それぞれ1周回ずつのリレー競技です。
走る順番は各国の作戦で決めることが出来ます。
コースはクロスカントリー競技で使われるコースをそのまま使われるため、各選手は良いイメージを作ることができます。
今年は20カ国の参加がありました。

今回は各選手が最高に集中できるように全力でサポートをしました。
皆良い顔をしていました。

スタートは13時。
第1走者小野寺選手がスタートラインに並びました。
僕の横には弟。
一緒にスタートを見守りました。
そして、スタート。
世界トップクラスの選手が全速力で目の前を走っていきました。
迫力がすごかったです。
「イヤ?世界のトップは違うなぁ?」とか見ていると、小野寺選手が3番目で初めの平坦区間を走ってるではないですか!
「すげぇ?!!!!!!!!!!!!!!!」
僕は興奮しました。
そして、それから九十九折の登り区間に入りました。
そうした次の瞬間。
「健がトップで走ってるぅ?????!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「しかも、少し後ろの選手とは差が開いているし!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もの凄い走りを見せてくれました。
世界のトップ選手を後ろに従えながら走る健は本当にカッコよかったです!!!!
凄かったです!!!!!!!
感動しました。
マジで涙でたし。
心の底から興奮しました。
僕にとって、どんなに感動的な映画よりも目の前で起こっている事が刺激的でした。
僕の中の気持ちの変化というか、「やれるんだ!!!!」という思いが強くなりました。

小野寺選手はその後、失速してしまいましたが、スタートから約1km地点までトップを走っていたという現実は僕の記憶の中に残りました。
やろうと思っても、なかなか出来ないことをやってしまった健は最高でした。
トップで走ることがどれだけ凄いことかは、同じ事をやっている僕にはわかります。
この場を見れたことが幸せです。

17位で第2走者合田選手にバトンタッチしました。
彼は「気持ちで負けない走り。」を見せてくれました。
思わずそんな彼に「行け????????????!!!!!!!!!!!!!」と声が出ました。
本当にいい走りでした。

そして第3走者、オリンピック行きが決まった片山選手。
モリモリ踏んでいこうとする意思が見ている者に伝わってくる走りでした。
日本のトップを走り続ける彼女の心の強さが分かりました。

第4走者幸平。
実力からしてアンカーを任せるのは「幸平しかいない!」と皆からの応援がありました。
僕も弟ということから自然と応援にも力が入ってしまいました。
世界のレースをメインに走っている幸平の姿は頼もしかったです。
堂々としてたし、それを見る僕は感動してしまいました。


結果は16位。
僕には結果以上に光るものを残してくれました。

こんな感動的はリレーを見てしまった今。
今すごく燃えています!
今すごく楽しいです!

という感覚が僕の中でグルグルしています。

僕がレースを走るのは日曜日。
「自分のBESTな走りがしたい!!!」

今はそう思います。



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