第32回チャレンジサイクルロードレース

2007年4月 1日


『チャレンジサイクルロードレース』

日程:4月1日
クラス:A?E  14:00スタート(60km)
参加者:134名

バイク:キャノンデール「SIX13」
ホイール:MAVIC キシリウムSL
タイヤ:MAXXIS 「COURCHEVEL」
ヘルメット:BELL SWEEP R
サングラス:SUPERNOVA
ペダル:QUATTRO SL
メーター:SRM


レポート・・・今年2度目のロードレースとなる「チャレンジサイクルロードレース」。
先週も「都ロード」には出たものの、雨・風の中でうまく走ることができずに悔いの残るレースとなっていた。
そのため、今回はしっかり最後まで走りきること。そして、
1月から乗り込みを開始し、これまで自分のイメージ通りに来ていることからレースでその具合を試すのが狙いだ。
まだハァハァ・ゼェゼェいうような練習はそれほどこなしていないが、レースという場を借りてこれからのためにコンディションを上げていきたいという狙いもある。
まぁ、あれもこれも、すべてはMTBの開幕戦(4月22日)のためなのだが。

さて、レースだがスタートは14時のため、アップをゆっくりたっぷりする事ができた。
天候は晴れ。風はかなりの強風。
1周5kmのコースを左回りで12周走るレースに出場した。
参加者は134名、中にはすでに海外でステージレースに出場し、コンディションの上がっている選手陣もいた。
そんな選手の肩を借りるつもりでレースはスタートした。
今回は選手の数が多いので、集団の前の方でレースを展開することを心掛けた。
スタートは最初の下りだけ、バイク先導で規制がかかり、その後は本格的なレーススタートとなる。
本格的なスタート直後から数名の選手がアタックしていく。
MTBのレースでは、始めからペースが上がるので、それの対応を兼ね一緒にペースを上げていく。
心拍はスコ?????ン!!!!!!!と上がり、一気に気分はレースモードに切り替わった。
息はハァハァ、胸はドッキンドッキン!
入念なアップのおかげで、すぐに身体にスイッチが入り、柔軟に対応できていたと思う。
しかし、キレのある選手のアタックには反応できず、何名かの選手を逃がしてしまった。
それでも、そこまでは差がなかったので、集団の中に身を潜め「2号橋」からの登りをこなしていった。
1周目はメイン集団で終了。
約8分くらいだと思う。まぁまぁなペースだったと思う。
それから3周目までは、登りごとに小さなアタックがかかり、身体に刺激を入れるためにも、それに細かく反応していった。
反応するたびに、身体は苦しいが、
これも「MTBのため。MTBのため。。。。。。。。」と。
ガマンし続けた。
去年のMTBレースでは、序盤のペースアップに対応できていなく、レース前半で優勝争いから離脱していて、悔しい思いを何度もした。
だから、ガマン。ガマン。
すると、ガマンしすぎた身体は4周目に呼吸の乱れとともに弱っていった。
登りごとに集団から離されそうになって、チームメイトにも助けてもらった。
「感謝」である。
そんな4周目は、集団の中にいる事で体の回復を待った。
ここでは呼吸を整える事。理想的なフォームを維持する事。に集中した。
そうしてる間に、体が復活し、登りでも足が自然に回り、緩い坂では無負荷のように感じるようになってきた。
こうなってくると、再び身体にスイッチをいれ、戦闘開始である。
この頃、先頭は7?8人の逃げが出来ていて、それを後ろから追う形となった。
僕は集団内では、前方に位置し、前を追った。
まだチームプレーをするくらいのチーム力が僕たちのチームにはないので、ひたすら周りの選手とともに追っていった。
7周目だろうか、先頭の1人が飛び出し、先頭集団がバラバラになったとの連絡があった。
そのため、また振り出しに戻る可能性があると、同じ集団にいた知人から聞いた。
それからの2周くらいは、体力温存走法で走ったが、身体はどんどん疲労していった。
それでも、集中力を維持するため前だけを向いて走った。
11周目はペースが落ち着き、皆最後に備えているのがわかった。
この周に前にいた先頭集団を吸収した影響もあると思う。
11周目は完全に呼吸が整い、最後に向けて、気分が盛り上がってきた。
そして、ラストラップ12周目。
ジャン?ジャン?!の鐘の音。
ん???、これは何回聞いても気持ちが締まり、大好きな音だぁ?♪
「ヨッシャ?!!!!!!ここまで来たんだから、最後まで踏み倒してやる!!!!!!!!」
と、ひとりで密かに燃えていた。
で、最後の登り坂。
僕より爆発力のある選手がザァ?!!!!と何人か行った。
僕も負けじとウオリャァァ?!!!!と踏んでやった。
コースの最高到達点についた時には10位前後だったと思う。
それからのホームストレートで、スピードが伸びず何人かに抜かれ15位前後でゴールした。
うん!最後まで出し切った。
でも、平坦のスピード不足。登り坂でのキレのあるアタック不足。
などなど、課題は山済みとなった。
でも、そのためのレースだし、何を4月22日までにやらなければいけないのかがわかった。
だから、今回は充実したレースだったと思う。

自分の長所もわかったし、短所もわかった。
今、僕には僕を客観的に見てくれるパートナーがいる。
今日も良いヒントをくれたので、それをうまく克服し、これからも頑張っていきたい!!!!

レース時間:1時間40分
平均ワット:262ワット
平均心拍数:180拍

良い練習が出来たし、良いイメージを作ることができた!

キャノンデール・ディアドラレーシングチーム  山本和弘


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